デジタル庁では、「誰一人取り残さない、人にやさしいデジタル社会の実現」を目指しています。そのためには、障害のある人やご高齢の方などを含むすべての方が、ウェブで提供されている情報やサービスをスムーズに利用できることが不可欠です。
これを実現するために、デジタル庁ではウェブアクセシビリティの確保・維持・向上に継続的に取り組んでまいります。またその指標として、日本産業規格JIS X 8341-3:2016「高齢者・障害者等配慮設計指針 情報通信における機器、ソフトウェア、及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」を活用してまいります。
デジタル庁ウェブサイト(https://www.digital.go.jp/ ドメイン配下で、CMSの管理下にあるウェブサイト)とします。ただし、以下のページは本方針の対象外とします。
公開日または最終更新日が令和3年(2021年)8月31日以前のページ
個別の部署で作成された、又は独自に調達したページ
対象範囲に定義したウェブページ一式について、適合レベルAAに準拠
令和4年(2022年)8月31日
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ご意見・ご要望フォームに、送信内容の確認・修正を行う仕組みがありません(本課題は達成基準 3.3.4の対象外と思われるものの、改善を目指すべき課題として記載しています)
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PDFで提供している情報について、以下の課題があります。
- 画像に対する代替テキストが適切に付与されていないものがあります(達成基準1.1.1 非テキストコンテンツ)。
- 適切な見出しのマークアップがされておらず、スクリーンリーダーをお使いの方が文書の内容を理解することが難しい可能性があります。 また、多くのスクリーンリーダーが有している「見出しジャンプ」機能を適切に利用できない可能性があります(達成基準1.3.1 情報及び関係性)。
- 表において、見出しセルとデータセルの関連付けが適切に行われていないものがあります(達成基準1.3.1 情報及び関係性)。
- 単語の間にスペースや改行が含まれているものがあります(達成基準1.3.2 意味のある順序)。
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視覚情報と文書構造が一致していない箇所が一部あります(達成基準 1.3.1 情報及び関係性、達成基準2.4.6 見出し及びラベル)。
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HTMLにランドマークが適切に設定されていない箇所があります(達成基準 1.3.1 情報及び関係性、達成基準 2.4.1 ブロックスキップ、達成基準 4.1.2 名前(name)・役割(role)及び値(value))。
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リンクのスタイルとリンクテキストの書式が統一されていない箇所があります(達成基準 2.4.4 リンクの目的(コンテキスト内)、達成基準 3.2.4 一貫した識別性)。
上記課題を解決するために、ウェブページ及びPDF文書を作成する際のフローや各種ガイドライン、アクセシビリティ確認体制の整備などを進めてまいります。
本方針における「準拠」という対応度の表記は、情報通信アクセス協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会「ウェブコンテンツのJIS X 8341-3:2016 対応度表記ガイドライン – 2021年4月版」で定められた表記によるものです。
https://waic.jp/docs/jis2016/compliance-guidelines/202104/
令和3年(2021年)9月1日策定