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入門CocoaPods

2012/06/16

自己紹介

iOSとかRailsとかいじってます

twitter: @eielh

website: eiel.info

アジェンダ

  • CocoaPodsについて
    • インストール
    • 基本的な使い方
  • CocoaPodsを試してみる
  • オレオレライブラリを対応させてみる

CocoaPodsについて

CocoaPods

Objective-Cのライブラリ管理ツール RubyのBundlerみたいなものです

Xcodeで外部ライブラリの利用は設定がめんどくさい CocoaPodsを利用すると楽ができます。

基本的には使いたいライブラリをかいて

$ pod install

利用可能ライブラリは日々増えてます。 実際にやるのはまた後で。

インストール

CocoaPodsの紹介記事などをみるとCocoaRuby必要と書かれていることがありますが、 現在はLionにインストール済みのRubyでも利用できます。

必須条件

  • rubygems 1.3.6以上 OS X 10.7以上
  • Command Line Tools for Xcodeのインストール

Command Line Tools For Xcode

preferencesより

CocoaPodsのインストール

$ gem install cocoapods
$ pod setup

使い方

Xcodeのプロジェクトファイルのある場所でPodfileを作成

platform :ios
dependency 'JSONKit'
dependency 'Reachability'


$ pod install プロジェクト名.xcodeproj

2度目以降は

$ pod install

でOK

pod installを行うと

  • Podfile.lock
  • Pods
  • プロジェクト名.xcworkspace

が作成されます

Podfile.lock

使用しているライブラリのバージョンが記録されます

Pods

指定したライブラリや指定したライブラリの依存しているライブラリなどが配置されます。

プロジェクト名.xcworkspace

今後はプロジェクトを開く際はこれを使用します

開発版では

$ pod install

のみで済みます

CocoaPodsを使ってみる

Podfileの文法

Rubyの言語内DSL

利用可能な命令

試してみる

DCIntrospect

Podfile

platform :ios
dependency "DCIntrospect"

https://github.com/domesticcatsoftware/DCIntrospect

Color-Picker-for-iOS

platform :ios
dependency "DCIntrospect"
dependency "Color-Picker-for-iOS"

どんなライブラリがあるの?

$ pod list

リポジトリ

$ pod search キーワード

自分のライブラリをCocoaPodsで使う

podspecを作成すれば、リポジトリを直接指定して、 一覧にないライブラリも利用できます。

podspecを作成する

$ pod spec create 名前

名前.podspec が生成されます

名前.podspec を必要に応じてかきかえます。

文法チェック

$ pod spec lint 名前.podspec

使ってみる

Podfile

platform :ios
dependency "DCIntrospect"
dependency "Color-Picker-for-iOS"
dependency "ALPageView", :git => 'https://github.com/eiel/ALPageView.git'

気になる点

ライセンスはライブラリごとに違うのでチェックを。

なにかおかしくなったら

*.xcworkspaceとPodsを削除して pod install しなおしましょう

スペックリポジトリの追加

$ pod repo add NAME URL

参考文献など