diff --git a/articles/ja/freecodecamp-turns-10-major-curriculum-updates.md b/articles/ja/freecodecamp-turns-10-major-curriculum-updates.md index eeaa12b..7ac45a5 100644 --- a/articles/ja/freecodecamp-turns-10-major-curriculum-updates.md +++ b/articles/ja/freecodecamp-turns-10-major-curriculum-updates.md @@ -1,6 +1,6 @@ --- -タイトル: freeCodeCamp が 10 周年を迎え、大規模な認定プログラムの更新を発表 +タイトル: freeCodeCamp 10 周年 + 認定講座の大幅アップデート 日付: 2024-10-29T02:15:27.050Z 著者: Quincy Larson @@ -9,59 +9,59 @@ --- -10 年前の今日、私はサンフランシスコのアパートのクローゼットの中で座り、freeCodeCamp の最初の数百行のコードをコーディングしました。 +10 年前の今日、私はサンフランシスコのアパートのクローゼットで、freeCodeCamp の始まりとなる数百行のコードを書きました。 -![Quincy's closet office](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133437567/a29ae1ca-0350-4e94-b57a-296eb35dae6f.jpeg) +![Quincy のクローゼット・オフィス](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133437567/a29ae1ca-0350-4e94-b57a-296eb35dae6f.jpeg) -その時は知るよしもありませんでしたが、fCC は瞬く間に、忙しい大人たちが一緒にコーディングを学ぶための世界的なコミュニティへと成長しました。 +その時は知る由もありませんでしたが、あっという間に freeCodeCamp は、日々忙しい大人たちが共にプログラミングを学ぶ世界的なコミュニティへと成長しました。 -今では「キャンパー」と呼ばれる多くの参加者がソフトウェアエンジニアとしての職を得ており、また多くのキャンパーが fCC のオープンソースコードベースに貢献しています。 +これまでに「キャンパー」(コミュニティメンバーをそう呼んでいます) の多くがソフトウェアエンジニアとして職を得ました。また、freeCodeCamp のオープンソース・コードベースに貢献しているキャンパーも多数います。 -![NYC freeCodeCamp イベントでのキャンパー](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133483889/9fe0f108-361f-4384-bbb9-774b9bbe7fe2.webp) +![NYC freeCodeCamp イベントでのキャンパーたち](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133483889/9fe0f108-361f-4384-bbb9-774b9bbe7fe2.webp) -過去 10 年間で私たちが構築したものは次のとおりです: +この 10 年間で私たちが作り上げてきたものを挙げてみましょう。 -1. 数学、プログラミング、コンピュータサイエンスを教える 3,000 時間のインタラクティブな基本カリキュラム +1. 数学、プログラミング、コンピュータサイエンスを教える、3,000 時間におよぶインタラクティブなコアカリキュラム -2. 12,000 を超えるプログラミングチュートリアルや、何十ものフルレングスの書籍を含むライブラリが、我々の公開リソース [freecodecamp.org/news][1] にあります +2. 12,000 件を超えるプログラミングチュートリアル記事、および書籍レベルの長編記事数十件を、[freecodecamp.org/news][1] にて公開 ([日本語版はこちら](https://www.freecodecamp.org/japanese/news/)) -3. 1,000 を超える無料のフルレングスコースを持つ YouTube チャンネル。数日前に 1,000 万人のチャンネル登録者に達しました - -4. 世界で最も親切で支援的なプログラミングフォーラム。そして、同様に親切な Discord サーバーも持っています +3. 1,000 件を超える無料の長編動画コースを YouTube チャンネルにて公開し、チャンネル登録者数 1,000 万人に到達 +4. 世界で最も親切で協力的なプログラミングフォーラムと、同じく親切な Discord サーバー + -このチームは、私一人から 35 人の教師とエンジニアのスタッフへと成長しました。そしてこれは氷山の一角にすぎません。作業の大部分はオープンソースコミュニティ自身によって行われています。毎日、ボランティアが我々のコードベースを改善し、新しい学習リソースを作成し、フォーラムでお互いに助け合っています。 +私 1 人から始まったチームは、35 人の講師とエンジニアから成るスタッフチームへと成長しました。そしてこれは氷山の一角にすぎません。作業の大部分はオープンソースコミュニティの手によって行われています。日々、ボランティアのコントリビューターたちが自発的に、コードベースを改善したり、新しい教材を作成したり、フォーラムでお互いに助け合ったりしています。 ![freecodecamp GitHub リポジトリのスクリーンショット](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133557095/089e4ec6-16aa-49df-81c3-6b27c3001ed4.jpeg) -そして、私たちはまだ始まったばかりです。ですので、初めての 10 年間の freeCodeCamp についての感傷的な記事を書くことではなく、これからの 10 年間に向けた計画に焦点を当てましょう。 +そして、私たちはまだ歩み始めたばかりです。ですから freeCodeCamp の**これまでの 10 年間**について感傷的な記事を書くのではなく、**これからの 10 年間**に向けた計画にフォーカスしたいと思います。 -結局、我々の慈善団体の使命は、数学、プログラミング、コンピュータサイエンスの学習を支援するための無料の学習リソースを作成することです。そしてやるべきことはまだ非常にたくさんあります。 +私たちの慈善団体としての使命は、数学・プログラミング・コンピュータサイエンスの学習を支援するための、無料の学習リソースを作成することです。やるべきことはまだまだあります。 -この記事では、今後 10 年間の我々の主要な取り組みについて詳述し、クリスマスシーズンに間に合ういくつかの大きな改善をお見せします。 +この記事では、今後 10 年間の主要な取り組みや改善計画について紹介します。クリスマスシーズンにリリース予定の内容もあります。 -## すべてを統べる認定プログラム +## 包括的な認定資格への統合 -最大の改善点として、現在のカリキュラムの大部分を包括的な「Certified Full Stack Developer (CFSD)」認定に統合します。また、ゼロからいくつかの新しい包括的な認定プログラムを開発中です。 +最大の改善点として、現在のカリキュラムの大部分を包括的な Certified Full Stack Developer (CFSD) 認定資格に統合します。加えて、他にもいくつかの新しい認定資格プログラムをゼロから開発中です。 -CompTIA や (ISC)² のような確立された開発者認証非営利団体からのインスピレーションを得て、より業界標準に近い認定を目指しています。 +私たちは CompTIA や (ISC)² のような高く評価されている開発者認定資格を運営する非営利団体からインスピレーションを得て、より業界標準に近い認定資格を目指しています。 -新しい認定プログラムでは以下の点が強化されます: +新しい認定資格では以下の点を強化します。 -- より包括的になること +- さらに幅広い学習内容 -- 最終試験を含むこと +- 最終試験 -- キャップストーンプロジェクトを含むこと +- 最終プロジェクト -- 3 年間有効で、更新の道があること +- 3 年間の有効期限と更新プロセス -そして、freeCodeCamp のすべての成果物と同様に、これらの認定プログラムは常に**完全に無料**のままです。 +そして freeCodeCamp のすべての成果物と同じく、新しい認定資格も**完全に無料**です。 -Certified Full Stack Developer 認定準備カリキュラムでは以下をカバーします: +Certified Full Stack Developer 認定資格の準備用カリキュラムでは、以下のトピックをカバーします。 - セマンティック HTML @@ -69,13 +69,13 @@ Certified Full Stack Developer 認定準備カリキュラムでは以下をカ - CSS 基礎 -- CSS Flexbox +- CSS フレックスボックス - 開発者のためのデザイン - タイポグラフィ -- コードエディタ +- コードエディター - JavaScript 基礎 @@ -91,13 +91,13 @@ Certified Full Stack Developer 認定準備カリキュラムでは以下をカ - TypeScript 基礎 -- テスト概念 +- テストの概念 - Bash スクリプト - SQL とリレーショナルデータベース -- Git & GitHub +- Git と GitHub - セキュリティとプライバシー @@ -119,164 +119,166 @@ Certified Full Stack Developer 認定準備カリキュラムでは以下をカ - ツールとデプロイメント -- API を扱う +- API の利用 - AI エンジニアリング基礎 -- 開発者職の得方 +- 開発者としての就職活動 -- その他多数 +- 他 -そして、多くのリクエストに応え、コアカリキュラムにおいて**より多くの理論**もカバーします。 +そして多数の要望に応えて、コアカリキュラムでより多くの理論もカバーします。 + +これまで、私たちの認定講座はプロジェクト構築に 100% 注力していました。しかし、多くのキャンパーから実践学習に偏りすぎているというフィードバックがあり、理論の解説を求める声が多く寄せられていました。 -これまで、私たちの認定はプロジェクト構築に 100% 注力していました。しかし、多くのキャンパーから「実践学習」に偏りすぎているというフィードバックをいただいており、理論の説明を求める声が多く寄せられました。 +今後は動画講座やチュートリアル記事でコアカリキュラムを補完しなくても進められるよう、必要なすべての理論をカリキュラム中でカバーします。 -実際、今後は freeCodeCamp のコアカリキュラムに理論ビデオや出版リソースの書籍を補完する必要はなくなります。必要なすべての理論をカリキュラム中でカバーします。 +そのために、freeCodeCamp の教育デザインチームの Beau Carnes や Ania Kubów などが担当する短い動画レクチャーを追加します。動画よりテキストを好むキャンパーのために、文字起こしも提供予定です。 -これを実現するために、freeCodeCamp の教育デザインチームである Beau Carnes や Ania Kubów が担当する短いビデオレクチャーを追加します。これらには、視聴よりも読書を好むキャンパーのために完全なトランスクリプトも用意しています。 +また、理論を復習したり理解度を確認したりできるように、クイズ (小テスト) も多数追加します。これらの要素と組み込みの反復学習システムにより、主要な概念とコーディング手法をより効率的に学習できるでしょう。 -そして、新たなカリキュラムでは「ブランクキャンバス」スタイルのコーディングラボに早い段階で参加してもらい、学習の自由度を高めていきます。 +そして新たなカリキュラムでは、真っ白なキャンバスからスタートするスタイルのコーディング・ラボを早い段階から取り入れ、学習の自由度を高めます。 -これが新しい「Certified Full Stack Developer」パスの全内容です。内容が盛りだくさんです。 +以下が新しい Certified Full Stack Developer コースの全コンテンツです。簡単ではありません。 -- **64 のワークショップ** - HTML から SQL、Python に至るまでのツールを使ったインタラクティブなステップ・バイ・ステップのコーディングコース -- **513 の講義** - コンピュータサイエンスの概念をカバーする短いビデオで、理解度を確認するための選択式問題を用意 -- **83 のラボ** - 空のエディタとテストスイートを使ってプロジェクトを構築し、すべてのテストを通過させることを目指すプロジェクト -- **62 のレビュー ページ** - 各モジュールからのトピックの包括的なリストで、クイズや試験の準備をサポート -- **66 のクイズ** と **6 つの準備試験** - フルスタック開発の概念やツールの理解力を確認 -- **1 つの集大成プロジェクト** - ポートフォリオ用に構築する大規模かつユニークなプロジェクトで、freeCodeCamp コミュニティの教師がレビュー -- **1 つの最終試験** - freeCodeCamp の試験環境内で受ける 90 問の総合的な資格試験 +- **64 のワークショップ** - HTML、SQL、Python など幅広いツールについて学ぶ、インタラクティブなステップ・バイ・ステップのコーディングコース +- **513 のレクチャー** - コンピュータサイエンスの概念をカバーする短い動画と、理解度を確認するための選択式問題 +- **83 のラボ** - 空のエディタとテストスイートからスタートしてコードを書き、すべてのテストを通過させることを目指すプロジェクト +- **62 の復習ページ** - 小テストや試験の準備をサポートする、各モジュールのトピックを復習できる包括的なリスト +- **66 のクイズ**と **6 つの中間試験** - フルスタック開発の概念やツールの理解力を確認する質問 +- **1 つの最終プロジェクト** - ポートフォリオ用に構築する大規模かつユニークなプロジェクト (freeCodeCamp コミュニティの講師が成果物を確認) +- **1 つの最終試験** - 90 問の総合的な、不正防止機能付きの資格試験 (freeCodeCamp の試験環境システムを利用) -すべてのコースワークを完了した後は、最終試験を受ける資格を得られます。我々は独自のオープンソース試験環境を構築しており、これまでの準備で学んだことに基づく深い理解を試す試験を受けることができます。 +すべての講座内容を修了すると、最終試験の受験資格を得られます。ここまで学んだことを評価する厳格な試験を実施するためのシステムとして、私たちは独自のオープンソース試験環境を開発しました。 -試験に不合格になった場合は、24 時間ごとに再試験が可能で、問題は大規模な問題集からランダムに生成されます。 +試験に不合格となった場合は 24 時間ごとに再試験が可能で、試験問題は大規模な問題集からランダムに生成されます。 -オンライン試験で不正行為を疑われる恐ろしい話を耳にしたことがあるかもしれませんが、学則の厳格な執行には多くの配慮をしています。このような決定には常に人間が関与するようにしています。 +オンライン試験で謂れのない不正行為を疑われたという話を耳にしたことがあるかもしれませんが、私たちは学問的行動規範の厳格な執行にあたって慎重に配慮し、このような決定には常に人間が関与するようにしています。 -「赤ちゃんが泣いたから席を立った」だけで自動的に失格にはしません。試験の実施においてこれらの点を考慮します。 +「赤ちゃんが泣きだしたので席を立った」というだけで自動的に失格になるようなことはありません。試験の運営においてさまざまな点を考慮します。 -試験に合格すると、履歴書や LinkedIn アカウントに追加できる無料の認証済みシリアル化証明書を取得できます。この証明書は 3 年間有効で、その後は無料の継続教育プロセスを完了することで再認証が可能です。 +試験に合格すると、履歴書や LinkedIn アカウントに追加可能な、無料の、検証機能・シリアルナンバー付き認定証を取得できます。この認定証は 3 年間有効で、その後は無料の継続教育プロセスを完了することで再認定が可能です。 -こちらは freeCodeCamp のカリキュラムに関する最新情報を 3 分でご紹介する動画です。 +以上のアップデート内容をこちらの動画で 3 分間にまとめて紹介しています。 -## その他 3 つの資格も開発中です +## 他 3 種の認定資格を開発中 -新しい Certified Full Stack Developer 資格が登場し次第、私たちの指導デザインチームは以下の 3 つの資格開発に注力します。 +新しい Certified Full Stack Developer 資格をリリース次第、私たちの教育デザインチームは以下 3 種の認定資格の開発に注力します。 -### Certified Machine Learning Engineer Certification (fCC-CMLE) +### Certified Machine Learning Engineer 認定資格 (fCC-CMLE) -この資格では Python とその数多くのライブラリを学び、多くの数学と理論も習得します。多くのプロジェクトでは、自分自身のモデルを作成することが要求されます。Kylie Ying 氏が機械学習エンジニアと共にその設計に取り組んでおり、2025 年のリリースを予定しています。 +この認定資格では Python と数多くのライブラリを学び、数学と理論も幅広く学習します。大多数のプロジェクトでは、独自のモデルを作成することが要求されます。現在 Kylie Ying が機械学習エンジニアと共に講座設計に取り組んでおり、一部は 2025 年のリリースを予定しています。 -### Certified Software Systems Engineer Certification (fCC-CSSE) +### Certified Software Systems Engineer 認定資格 (fCC-CSSE) -低レベルのプログラミングと高性能コンピューティングを扱う資格で、C や C++でのプログラミングを学び、自身のコンパイラや検索エンジンを構築するプロジェクトを多数完了します。2026 年のリリースを予定しています。 +低レベルプログラミングと高性能コンピューティングを扱う認定資格です。C や C++ でのプログラミングを学び、独自のコンパイラや検索エンジンなどを構築する多数のプロジェクトに取り組みます。一部は 2026 年にリリース予定です。 -### Certified Data Scientist Certification (fCC-CDS) +### Certified Data Scientist 認定資格 (fCC-CDS) -数年間にわたり、包括的なデータサイエンスカリキュラムを開発してきました。ご存知のように、freeCodeCamp では Python、R、統計ツールの無料コースを YouTube チャンネルで提供しています。 +freeCodeCamp ではこの数年間、包括的なデータサイエンスカリキュラムの開発に取り組んでいます。ご存知のように、すでに freeCodeCamp コミュニティの YouTube チャンネルでは Python、R、統計ツールなどデータサイエンスに関連した無料講座が多数公開され、人気を博しています。 -データサイエンスを教える際の課題は、膨大な数学をどのように教えるかです。プロジェクト指向の学習を組み込み、その学習成果をプログラムで評価できるようにする必要があります。 +データサイエンスを教える際の課題は、この分野で必要となる膨大な量の数学をどのように教えるかです。その学習成果をプログラムで評価できるようなプロジェクト指向の学習を組み込む必要もあります。 -私たちの目標は、博士課程以外での最高のデータサイエンス教育を提供することです。これは最も大きな挑戦になりますが、頑張ります。2027 年のリリースを予定しています。 +私たちの目標は、博士課程以外でアクセス可能な最高のデータサイエンス教育を提供することです。これは最も大きな挑戦になりますが、何としても成し遂げたいと思います。一部は 2027 年にリリース予定です。 -## これらの資格とそのコースワークに関する詳細はいつごろ提供されるのでしょうか? +## これらの認定資格と講座内容の詳細はいつごろ提供されますか? -現在これらの包括的なカリキュラムの概要を作成しており、いくつかは 2025 年に公開する予定です。 +現在カリキュラムのアウトラインを作成中で、いくつかは 2025 年に公開予定です。 -## 現行の freeCodeCamp 認定資格はどうなりますか? +## 現行の freeCodeCamp 認定講座はどうなりますか? -freeCodeCamp は旧資格のコースワークを保存する伝統があります。今回も例外ではありません。 +freeCodeCamp には旧認定講座の内容も引き続き公開するという伝統があります。今回も例外ではありません。 -新しい Certified Full Stack Developer 資格のカリキュラムが今年のクリスマスに公開されると、そちらに移行することをお勧めします。すでに一部のプロジェクトを完了しているかもしれませんが、多くは旧資格からのものです。 +新しい Certified Full Stack Developer 認定資格のカリキュラムは今年のクリスマスを目処に公開を予定しており、公開後は新講座に移行することをお勧めします。プロジェクトの多くは現行の認定講座と共通となっているため、すでに一部のプロジェクトを完了した状態からスタートできる可能性もあります。 -ただし、旧資格の途中で進行中の方は、そのまま続行することも可能です。 +引き続き旧認定講座に取り組みたい場合は、そのまま続行することも可能です。 -## 旧資格の認定は失効するのでしょうか? +## 旧認定証も有効期限切れになるのでしょうか? -### 新しい認定プログラム導入と有効期限設定 +はい。旧認定証は 2027 年 12 月 31 日に有効期限切れとなります。過去に取得された freeCodeCamp 認定証も対象となります。 -私たちは、新たに導入される「Certified Full Stack Developer Certification」(認定フルスタックデベロッパー認定資格)を取得するまでの猶予を皆さんに十分に持っていただきたいと考えました。そして、3 年はそのための十分な期間であると判断しています。 +受講者の皆さんが新しい Certified Full Stack Developer 認定資格を取得するまで、現行の認定証を引き続き利用できる猶予期間を十分に設けたいと考え、3 年間が妥当と判断しました。 -この有効期限の設定は、freeCodeCamp のすべての認定資格に適用されます。 +この有効期限は freeCodeCamp のすべての認定証に適用されます。 -以降、新たに取得される「Certified Full Stack Developer 認定資格」や今後登場する 3 つの認定資格は、取得日から 3 年間有効となります。 +以降、Certified Full Stack Developer 認定資格や今後追加予定の 3 種の認定資格は取得日から 3 年間有効となります。 -また、3 年後には資格を更新するための継続教育プログラムを開発中であり、それも完全に無料で提供される予定です。 +また、3 年後に資格を更新するための継続教育プロセスも開発中です。こちらも完全に無料で提供されます。 -## freeCodeCamp が試験を要求し、認定資格に有効期限を追加する理由 +## 試験を必須にしたり、認定資格に有効期限を追加したりするのはなぜですか? -これは、他の IT 業界の認定資格とより整合性を持たせるためです。主要な認定資格は全て、認定試験の合格を必要とし、3 年で期限が切れます。 +他の IT 業界の認定資格と整合性を持たせるためです。主要な認定資格の多くは、認定試験の合格を必要とし、3 年で期限切れとなる形式となっています。 -私たちの目標は、freeCodeCamp の認定資格をより一般的なものにして、雇用主が理解しやすいものにすることです。 +私たちの目的は、freeCodeCamp の認定資格をより業界の慣習に従った形にすることで、雇用者にアピールしやすいものにすることです。 -## freeCodeCamp が採用や就職支援に関与する予定は? +## freeCodeCamp が求人や職業紹介の分野に参入する予定はありますか? -私たちにはその計画はありません。当団体の使命はシンプルで、無料の学習リソースを提供することです。教育者以外を多数雇うことなく、少数精鋭の教育チームを維持していくつもりです。 +その計画はありません。当団体の使命はシンプルで、無料の学習リソースを提供することです。教育以外の分野の人材を多数雇うより、少数精鋭の教育チームを維持していくつもりです。 ## 認定資格間で講座内容の重複はどのくらいありますか? -いくつかの認定資格は、共通のプロジェクトや講義を共有しています。例えば、すでに「Certified Full Stack Developer 認定資格」で Python のイントロコースを修了している場合、「Certified Machine Learning Engineer 認定資格」では再度完了する必要はありません。 +認定資格の中には、一部のプロジェクトやレクチャーが共通するものもあります。例えば、すでに Certified Full Stack Developer 認定資格で Python の入門コースを完了した場合、Certified Machine Learning Engineer 認定資格で再度完了する必要はありません。 -## 古い認定資格はオンラインで維持されますか?確認リンクは引き続き有効ですか? +## 旧認定証は引き続きオンラインで表示できますか?検証用リンクは引き続き有効ですか? -有効期限が切れた認定資格もプロフィールに表示され、リンクも機能し続けます。それらは「Expired \[有効期限\]」と明示されますが、更新するまでそれは変わりません。なお、このような有効期限の設定は、2027 年 12 月 31 日まで行われません。 +期限切れの認定証もプロフィールに表示され、URL も機能し続けます。ただし認定証には期限切れとなった日付が明記され、資格が更新されるまで変わりません。なお、このような有効期限の設定は、2027 年 12 月 31 日までは行われません。 -## [freecodecamp.org/learn][2] に現在リストされている 11 の認定資格はどうなりますか? +## 現在 [freecodecamp.org/learn][2] の一覧にある 11 種の認定講座はどうなりますか? -それらは少なくとも数年間は「レガシー認定資格」として引き続き利用可能です。ほとんどの講座内容は新しい認定資格の一部として再利用および改善されます。 +少なくとも数年間は「旧認定講座 (レガシー認定講座)」として引き続き利用可能です。ほとんどの講座内容は新しい認定資格の一部として改良され、再利用されます。 -## すでに完了したプロジェクトを再度行う必要がありますか? +## すでに完了したプロジェクトを再度完了しなければなりませんか? -古い認定資格の講座内容の一部は新しい認定資格に残ります。多くの場合、すでに完了したプロジェクトを再度行う必要はありません。すでにプロジェクトを構築している場合、新しい認定資格のいくつかのセクションはすでに完了状態として表示されるでしょう。 +旧認定講座の講座内容の一部は新しい認定資格に引き継がれます。そしてほとんどの場合、すでに完了したプロジェクトを再度行う必要はありません。すでにいくつかプロジェクトを完了済みであれば、新しい認定資格の閲覧時に一部セクションが完了済みとして表示されるでしょう。 -## Rust や Java といったプログラミング言語や NoSQL データベースツールの教育については? +## Rust や Java といったプログラミング言語や NoSQL データベースツールについての講座はありますか? -私たちは、キャンパーが開発者として働くのに最適なツールにターゲットを絞っています。これには、Python、JavaScript、SQL、そして Git や Linux のようなツールが含まれます。 +freeCodeCamp では、キャンパーが開発者として働く上で最も需要のあるツールにターゲットを絞っています。これには、Python、JavaScript、SQL、そして Git や Linux のようなツールが含まれます。 -その他の人気ツールについては、freeCodeCamp コミュニティの YouTube チャンネルでたくさんのビデオコースを提供しており、freeCodeCamp の出版物でもチュートリアルを提供しています。これらは学びたい人向けの課外テーマとして教え続けます。 +その他の人気ツールについては、YouTube チャンネルの動画講座や freeCodeCamp ニュースのチュートリアル記事を多数提供しています。これらの技術については引き続き、希望者向けのカリキュラム外講座として提供します。 ## 英語カリキュラムの進捗状況は? -キャンパーが英語力を向上させるためのインタラクティブな英語カリキュラム作成に取り組んでいます。 +引き続き、キャンパーが英語力を磨くためのインタラクティブな英語カリキュラム作成に取り組んでいます。 -ビデオとインタラクティブな演習を組み合わせた教授法を採用し、最後には正式な認定試験を実施します。 +動画とインタラクティブな演習を組み合わせた講座の最後に、正式な認定試験を設ける予定です。 -![freeCodeCamp の英語カリキュラム ユーザーインターフェースのスクリーンショット](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133715267/450940c6-2799-48ac-8f8d-dbc4eece8951.jpeg) +![freeCodeCamp の英語カリキュラム、ユーザーインターフェースのスクリーンショット](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133715267/450940c6-2799-48ac-8f8d-dbc4eece8951.jpeg) -現在、Level A2 は完了間近で、Level B1 の作業に着手しています。 +現在 A2 レベル講座が完成間近となっており、B1 レベル講座の作業にも着手しています。 ![CEFR レベルのチャート](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133738714/206d46e8-7a31-4229-b673-5c11e386cfee.png) ## 無料の大学学位プログラムの進捗状況は? -数学の準学士号とコンピュータサイエンスの学士号の提供に向けて着実に進んでいます。既に 2 つの数学コースを開発済みで、残り 38 の大学レベルのコース、それに関連する講義、実験室、試験の開発に全力を注いでいます。 +数学の準学士号とコンピュータサイエンスの学士号の提供に向け、着実に進んでいます。既に 2 つの数学コースを開発し、残り 38 の米国大学レベルコースと、関連するレクチャー、ラボ、試験の開発に全力を注いでいます。 -freeCodeCamp には小規模な教育デザイナーチームがおり、現在は主に「Certified Full Stack Developer 認定資格」と英語認定プログラムの講座内容に集中しています。これらが完了すれば、学位プログラムにさらにリソースを割り当て、開発を加速させる予定です。 +freeCodeCamp の教育デザイナーチームは小規模で、現在は主に Certified Full Stack Developer 認定資格の講座内容と英語カリキュラムに集中しています。これらが完了次第、学位プログラムにさらにリソースを割り当て、開発を加速させる予定です。 ## 10 年はほんの始まり -![ダラスの公共図書館前での freeCodeCamp チームの一部](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133954038/aeb1874c-1804-4910-8088-c262aa95c5cf.jpeg) +![freeCodeCamp チームの一部、ダラスの公立図書館前にて](https://cdn.hashnode.com/res/hashnode/image/upload/v1730133954038/aeb1874c-1804-4910-8088-c262aa95c5cf.jpeg) -この 10 年間でコミュニティとして成し遂げたことは本当に素晴らしいです。 +コミュニティとして、たった 10 年間でこれだけのことを成し遂げられたのは本当に素晴らしいと思っています。 - 3,000 時間のインタラクティブな学習リソースからなる無料カリキュラム -- 数千の課外ビデオコース、書籍、チュートリアル +- 数千件の動画講座、電子書籍、チュートリアル記事 -- 数万のキャンパーが開発者としての職を獲得 +- 数万人のキャンパーが開発者として仕事を得たこと -- オープンソースや他のキャンパーを支援することで、経験を積む数万の貢献者たち +- 数万人のコントリビューターがボランティアとして時間やスキルを提供し、OSS 活動や他のキャンパーとの助け合いを通して経験を積んでいること -global freeCodeCamp コミュニティへの参加をぜひご検討ください。私たちの [2024 年度のトップオープンソース貢献者一覧][3] をご覧いただけます。興味があれば、[貢献者ガイド][4] を参考にしてみてください。 +あなたもぜひ、この世界的な freeCodeCamp コミュニティに加わりませんか?こちらの記事で [2024 年度のトップコントリビューター一覧][3]をご覧いただけます。コントリビューター活動に興味があれば、[コントリビューターガイド][4]を参照してください。 -また、[サポーターになること][5] もお勧めします。すでに毎月支援してくださっている方で、年末に私たちの NPO に寄付をお考えの場合はぜひどうぞ。こちらに、[税控除が受けられる支援方法][6] をいくつかご紹介しています。 +また、[サポーターになる][5]方法もあります。すでに毎月支援してくださっている方で、当チャリティに年末の贈り物をとお考えであれば、ぜひともお願いいたします。こちらの記事で[支援方法][6]をいくつか紹介しています。 -私たちの NPO のミッションをどのように支援できるかについて質問がある場合や、税金用の寄付受領証が必要な場合は、直接私にメールでお問い合わせください: [quincy@freecodecamp.org][7] +当チャリティのミッションを支援する方法について質問がある場合や、税控除用の寄付受領証が必要な場合は、直接私にメールでお問い合わせください: [quincy@freecodecamp.org][7] -次の 10 年に向けて。 +次の 10 年を祝して。 – Quincy