https://github.com/trueroad/FITpaper-class
FIT2024第23回情報科学技術フォーラム 向けに LaTeXで使えるクラスファイルを作ってみました。 LuaLaTeX、pLaTeX、upLaTeX に対応しています。 基本的にはサイトに記載のある紙サイズ、ページ設定(マージン等) や、 サイトに掲載されている原稿見本のサンプルファイル FITpaper.docx に 設定されているフォントサイズ、行送り、アキ等と 同様なものを指定しているつもりです。
TeX Live 2019 frozen や TeX Live 2020 以降であれば使えます。
- LuaLaTeX
- LuaTeX-ja
- jlreq.cls
- 2018/04/11 以降が必要です。
- TeX Live 2018 初版に収録されているものは古くてダメですが TeX Live 2018 frozen や TeX Live 2019 なら大丈夫です。
- 2018/04/11 以降が必要です。
- 各種フォント(本クラスファイルのデフォルト設定で使用するフォント)
- 原ノ味フォント
- TeX Live 2019 初版には収録されていませんが TeX Live 2019 frozen や TeX Live 2020 なら収録されています。
- STIX 2
- TeX Live 2018 初版には収録されていなかったようですが TeX Live 2018 frozen や TeX Live 2019 なら収録されているようです。
- TeX Gyre Heros
- TeX Gyre Cursor
- 原ノ味フォント
作成者は基本的に LuaLaTeX を使っているため、 うまく動かないことがあるかもしれません。
- pLaTeX または upLaTeX
- jlreq.cls
- 2018/04/11 以降が必要です。
- TeX Live 2018 初版に収録されているものは古くてダメですが TeX Live 2018 frozen や TeX Live 2019 なら大丈夫です。
- 2018/04/11 以降が必要です。
- 各種フォント(本クラスファイルのデフォルト設定で使用するフォント)
- newtx
- TeX Gyre Terms
- TeX Gyre Heros
- TeX Gyre Cursor
2 種類のサンプルがあります。
- sample.tex
- サンプルファイル
- sample2.tex
- サンプルファイル(著者が多い場合)
LuaLaTeX の場合は、以下のようにするとサンプルファイルをコンパイルして、 PDF (sample.pdf と sample2.pdf)を得ることができます。
$ lualatex sample.tex
$ lualatex sample.tex
$ lualatex sample2.tex
もしくは、 GNU make と llmk があるなら、
make
でサンプルファイル等をコンパイルすることもできます。
pLaTeX / upLaTeX の場合は、まずsample.texの
\documentclass{FITpaper}
の行にお使いの DVI ドライバオプションを追加してください。 dvipdfmx の場合は、以下のようになります。
\documentclass[dvipdfmx]{FITpaper}
llmk を使う場合はさらに
% +++
% latex = "lualatex"
% +++
の lualatex
を platex
や uplatex
に変更してください。
それからコンパイルしてください。 コンパイルの方法は参考書などをご覧ください。
原稿の書き方は sample.tex や上記でコンパイルした sample.pdf をご覧ください。 著者が多い場合の書き方は sample2.tex や上記でコンパイルした sample2.pdf をご覧ください。
- 2024-05-08
- FIT2024 向けに更新
- フォーマットは変更されていないようです。
- テンプレートファイル FITpaper.dotx サンプルファイル FITpaper.docx ともに FIT2023 とバイナリ一致。 (FIT2022 以降すべて FIT2021 の同じ URL へのリンクになっています。)
- フォーマットは変更されていないようです。
- FIT2024 向けに更新
- 2023-05-10
- FIT2023 向けに更新
- フォーマットは変更されていないようです。
- テンプレートファイル FITpaper.dotx サンプルファイル FITpaper.docx ともに FIT2022 とバイナリ一致。 (FIT2022/FIT2023 ともに FIT2021 の同じ URL へのリンクになっています。)
- フォーマットは変更されていないようです。
- TeX Live 2023 では nidanfloat がエラーを起こす ようなので、サンプルで代わりに flushend を使うように変更。
- FIT2023 向けに更新
- 2022-05-12
- array パッケージ を使うとエラーになってしまっていたのを修正
- 2022-04-09
- FIT2022 向けに更新
- フォーマットは FIT2019 から変更されていないようです。
- テンプレートファイル FITpaper.dotx サンプルファイル FITpaper.docx ともに FIT2019 とバイナリ一致。
- フォーマットは FIT2019 から変更されていないようです。
- 和文フォントを
原ノ味フォント
に変更
- TeX Live 2020 以降のデフォルト和文フォントです。
- ビルド方法を latexmk から llmk へ変更
- あわせて「必要なもの」の内容を更新
- FIT2022 向けに更新
- 2019-06-09
\paragraph
と\subparagprah
を使えるようにしました。 特に FITpaper.docx に該当する設定があるわけではありません。hyperref
パッケージ用にackbibsection
の toclevel を追加しました。 これによって警告が出なくなります。
- 2019-05-21
- LuaLaTeX で luatexja-fontspec を使わないようにしました。 これによってメモリ使用量やコンパイル時間の低減が見込まれます。
- ただし、
no_jafont_settings
オプションを使って 和文フォント設定をしなかった場合は和欧文ファミリ連携しなくなったため、 自分で和文フォント設定する際に luatexja-preset または luatexja-fontspec に対してmatch
オプションを使うなどの必要があります。
- 2019-04-21
- FIT2019 向けに更新
- フォーマットは FIT2018 から変更されていないようです。
- テンプレートファイル FITpaper.dotx は FIT2018 とバイナリ一致、 サンプルファイル FITpaper.docx は FIT2018 から変更があるものの 原稿で使用するスタイル定義には変更なし。
- フォーマットは FIT2018 から変更されていないようです。
- あわせて「必要なもの」の内容を更新
- FIT2019 向けに更新
- 2018-05-19
\Cjascale
設定追加に伴うバグを修正- jlreq 2018-05-19 に対応
- 2018-04-21
- 和欧文スケール比
\Cjascale
の設定を追加 - フォントの設定を行わないクラスオプションの組み合わせによって エラーが発生したり、和欧文ファミリ連動しなくなったりすることを修正
- 和欧文スケール比
- 2018-04-16
- (u)pLaTeX に対応
- フォントの設定を行わないクラスオプション
no_jafont_settingss
,no_lgcfont_settings
,no_mathfont_settings
を追加
- 2018-04-15
- 初版
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