- 自分たちが「受けたい」と思える医療を提供する
- 受診者とスタッフに「安心」を提供する
- 常に自分自身の成長を目指す
基本的に誰が急に来られなくなっても業務が回るように業務を設計していきます。
子どもが急に熱を出しても、自身の調子が悪くなっても、旅行に行きたくなっても「きちんと休めて、業務はちゃんと回る」ということが、女性を守る上でとても大切です。
少子高齢化社会において、それを達成しつつ経営が安定しているクリニックを実現し、ロールモデルとなっていくことが、医療業界全体にとって有益と考えます。
そのために、しっかりと業務を整理し、可能な限り自動化し、いらないものをそぎ落としていく、言い換えれば生産性を上げていくことが必要です。
上記を意識して業務に取り組むようにしてください。
現実社会は刻一刻と変化します。
それに合わせて変化していけなければ、組織はすぐに自滅します。
まして院長(平畑光一)が未熟なので、試して効果を調べては取りやめる、「トライアンドエラー」を繰り返さなければクリニックは持ちません。
したがって、「指針」「業務の基本方針」を大きく変えることはありませんが、実務のための規定は随時変更します。
今までのやり方も決めたことも、不合理と判断すればどんどん変えていきます。
その際、毎回必ず規定を更新し、明文化していきます。
意見は随時お願いします。
しかし、規定に従っていただけなければそもそも「トライ」が成り立ちませんので、規定にはぜひとも従ってください。
無理を承知で、お願いします。
- 根性
無理をしてうつ病にでもなられたら、クリニックにとって大きな損失です。
「根性」はいりません。
無理をしなくても回るような「工夫」を求めます。
どう業務を回せば収益を落とさずに楽に業務が回るのかを常に考えて下さい。
ここで「収益」を強調するのは、「当院がつぶれること」が受診者の皆さんにとって、最も不利益なことだと考えるからです。
「持続可能性(サステナビリティ)」の追求は、組織として当然の「義務」と考えます。
- 受診者の利益の追求
- 合理性
- 誠実さ
- 礼儀
- 協調性
受診者の利益を追求しなければ、市場から見放されます。
見放されれば、従業員を守ることなど夢のまた夢です。
家賃も高いですし、そんなことではあっという間につぶれてしまいます。
受診者にこちらの都合を押し付けて偉そうに振舞うなどは言語道断です。
こちらの都合と受診者の都合がぶつかった時は、(もちろん限度はありますが)すぐに受診者の責任にして事足れりとするのではなく、基本的には知恵と工夫と技術でどう乗り越えられるかを考えていきましょう。
その中で、他のクリニックとの圧倒的な差別化ができていきます。
そうすれば、従業員を守ることも容易になっていきます。
どんな仕組みでも「百点満点」ということはあり得ません。
「今までの仕組み・やり方」=「不完全」と考えます。
どんどん合理的に回せるように再構築していきましょう。
ミスがあればしっかり報告してください。
誠心誠意対応・再発予防をすれば追及はしません。
ミスは減らすべきものですが、人間である以上、完全になくすことはできません。
また、ミスはしたくなくてもしてしまうもの。
しかし、ミスを隠した場合は処分の対象です。
隠すのは100%故意だからです。
隠したら直せないし、直した成果も分かりません。
当院は、プロとして仕事に向き合う誠実さを求めます。
院長だからと威張り散らし、部下のミスの責任を一切取らない人間はクズです。
同じように、「資格があるから」「給料が高いから」「勤続年数が長いから」というのは当院では『偉い』と認めません。
「立場」と「責任」はセットです。
他の人の責任を持たないのに威張るような、礼を失した人間がもしいれば、当院では人材とは考えません。
どんな組織にあっても、協調して働くことはとても大切です。
個人的に嫌いでも、仕事においては尊重し、協調して働くのが「大人の態度」です。
「淑女」「紳士」として、どうすればお互いにカバーしあいながら仕事ができるか、考える職場にしていきましょう。