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chatwork/aws-lambda-runtime-benchmarks

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aws-lambda-runtime-benchmarks

AWS Lambda の各ランタイムを比較するためのデモコードです。

  • benchmark-tool ディレクトリには、 Lambda 関数として実装した簡易ベンチマーク用ツールがあります。Lambda 関数にリクエストを投げて、CloudWatch Logs から性能を収集します。。
  • test-events ディレクトリには、↑のベンチマークツールで使う(後述)テストイベントJSONが格納してあります。
  • terraform ディレクトリには、Lambda 関数からアクセスする DynamoDB テーブルをセットアップする terraform があります。
  • その他の javapython などのディレクトリには、各ランタイムでの Lambda 関数と Serverless Framework の設定が入っています。

前提

  • AWS リージョンは ap-northeast-1 を利用します。
  • ap-northeast-1 に TestRuntimeBenchmark という名前の DynamoDB テーブルを作成しておいてください。
    • S 型の pk という名前のハッシュキー、S 型の sk という名前のレンジキーが必要です。
  • 以下をインストールしておいてください。
    • Node.js 12 以上
    • (Pythonプロジェクトを試すなら)Python 3
    • (Java、Scalaプロジェクトを試すなら)Java 11、sbt
    • (Rust プロジェクトを試すなら)rustup
    • (Terraform で環境を構築するなら)Terraform

テスト用 DynamoDB テーブルの作成

今回の Lambda 関数は、ap-northeast-1 にある TestRuntimeBenchmark という名前の DynamoDB テーブルに接続します。 S 型の pk という名前のハッシュキー、S 型の sk という名前のレンジキーが必要です。 またテスト用データには、キー属性に加えて、S 型 の attr1attr2attr3attr4 という属性が必要です。

このテスト用テーブルの作成とテスト用初期データの構築は、Terraform を使って以下で行なえます。

  1. terraform ディレクトリに移動する。
  2. terraform init で初期化する。
  3. terraform apply でプロビジョニングする。
  4. 使い終わったら terraform destroy で削除する。

各サンプルプロジェクトのデプロイ方法

  1. 各サンプルプロジェクトのディレクトリに移動します。例えば java/sdk/ です。
  2. 各種ライブラリをインストールするため、npm install を実行します。
  3. Lambda 関数をプロビジョニングするため、npm run deploy を実行します。
  4. 関数を使い終わってもう不要になったら npm run remove を実行します。

benchmark-tool の利用方法

  1. benchmark-tool に移動します。
  2. 各種ライブラリをインストールするため、npm install を実行します。
  3. Lambda 関数をプロビジョニングするため、npm run deploy を実行します。
  4. Web ブラウザで AWS Lambda コンソールを開きます。
  5. デプロイしたベンチマーク用 Lambda関数(例えば RuntimeBenchmark-TypeScript-Bench-dev-benchmark)のテストコンソールを開きます。
  6. テストイベントとして、以下のような JSON を作成し、テスト実行します。
    {
      "FunctionName": "RuntimeBenchmark-TypeScript-SDK-dev-getItem",
      "Concurrency": "100",
      "PayloadJson": { 
          /* PayloadJson の中身は test-events ディレクトリから取得します */
         "rawPath": "/getItem",
         "queryStringParameters": {
               "pk": "1",
               "sk": "1"
         },
         ...
      }
    }
    • FunctionName: Lambda 関数名。ARN ではありません。
    • Concurrency: Lambda の並列実行を試みる回数。通常、100〜200くらいを指定します。
    • PayLoadJson: 指定した関数に与える JSON オブジェクト。
  7. テスト結果は JSON 形式で、指定された Lambda について、次の測定結果を含みます。
    • count.initDurations: コールドスタートした回数
    • count.durations: 実際の処理を行った回数
    • durations.initDurations: コールドスタートにかかった時間(ミリ秒)
    • durations.durations: 実際の処理にかかった時間(ミリ秒)