USキーボードに合わせて、JISかな配列から記号キーと一部のカナの位置を調整した、かな入力用配列です。Google日本語入力 (Google IME Japanese) で利用することができます。JISからの変更点が三角形(下図の赤いところ)になっているので「三角かな」と呼んでいます。
- 配列データ - romantable-sankaku-jis.txt
- キーマップ - keymap-recommended.txt
配列データをダウンロードして、IMEの設定画面からローマ字配列として読み込むと使えます。
注: Google日本語入力ではローマ字配列をカスタマイズすることが可能です。「三角」は「かな配列」ですが、この機能を使用しローマ字配列として読み込みます。
キーマップの使用は任意ですが、INSERTにIMEのON/OFFを割り振り、変換などUS配列に存在しないキーを省いたものです。Change Keyなどを使って、Caps と Insert を入れ替えておくとより便利です。
導入方法の詳細については、こちらを参照してください。
- 基本的な並びはJISかな配列 (JIS X 6002情報処理系けん盤配列)
- 一部のカナ(キーボードの右端のキー)を左手のシフト側に割り振り
- す → む / し → へ / は → ほ / さ → け / そ → れ / ひ → ろ
- 変更は三角形の範囲に限定し、文字形の似ているものに
- 左手でシフトキーと合わせて押しやすい範囲
- カギ括弧と長音をUS配列で自然な位置に
- 長音
ー
: - (ハイフン) - 開始括弧
「
: { - 終了括弧
」
: } - 濁点・半濁点: [ ] ※JISと同じ位置
- 長音
- 'で濁点・半濁点・小文字のトグル
- 例: は → ば → ぱ → は →
- 例: う → ぅ → ゔ → う →
小型キーボードなど、キーの物理的な配置によっては、上記のキーが使えない場合があります。そのため、配列としては冗長ですが、一部のキーについては予備キーを用意しています。
- 長音
ー
: \ - 開始括弧
「
: ' or ; ※未確定の文字が前にあると使えません - 終了括弧
」
: Shift + ' or Shift + ; - 濁点・半濁点・小文字トグル: ;
小型キーボードでは、右端のキーは省略されたり、違う場所に追いやられたり変則的な配置になりがちです。「三角かな」であればほとんどのキーボードで標準的な位置におさまります (記号を除く)。以下は、OneMix3のキーボードに適用した場合です。