JJY Simulator for M5StickC
M5StickC で動作する標準電波(JJY)シミュレータ
M5StickC で電波時計のための JJY もどきを生成します。JJY が届かないところにある電波時計の時刻合わせができます。Wifi 経由 NTP で時刻を取得し、GPIO から JJY 信号を出力します。
解説記事: https://qiita.com/BotanicFields/items/a78c80f947388caf0d36
送信にはアンテナが必要です。GPIO26 と GND 間に 1kΩ 程度の抵抗を途中に挟んで 1m 程度の電線を接続して実験できます。電線を電波時計の至近距離に這わせると、電波時計が電線からの磁界を受信してくれます。動作の様子です。
アンテナパターンを搭載したプリント基板を作成しました。
- 電波時計内のバーアンテナの長手方向の延長線上に置いた動作例: 距離70cm
- 電波時計の正面に置いた動作例(M5StickCをストレートコネクタに装着): 距離30cm
- 電波時計の正面に置いた動作例(M5StickCをL型コネクタに装着): 距離30cm
- 電源投入またはリセット後、まず Wifi 接続の動作に入ります。
- Wifi 接続が完了後、NTP で日時を取得し、標準信号の送出を開始します。
- JJY 信号オンを内蔵 LED でモニターできます。
WiFiManager を使用しています。使い方は、WiFiManager の説明を参照ください。
https://github.com/tzapu/WiFiManager
ボタンA で状況(SSID, IPアドレス, 日付、時刻, LED モニタ-オン・オフ)を表示します。約 5 秒で自動的に表示が消えます。
ボタンB で LED によるモニターをオン・オフできます。