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NP2 for Raspberry Pi
Raspbian 上で動く PC-9801 エミュレータ Neko Project II です。 Dispmanx バックエンドの SDL を使うことを想定しています。
NP2 の SDL 版をベースに、以下のような変更を加えています。
- ARM アセンブリコードの組み込み(i286a コア、wince/arm 以下のルーチン)
- マウス対応
- 日本語キーボード対応
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SDL-1.2.15-raspberrypi のインストール
$ sudo apt-get install libasound2-dev $ git clone https://github.com/vanfanel/SDL-1.2.15-raspberrypi.git $ cd SDL-1.2.15-raspberrypi $ if [ `uname -m` = armv6l ]; then ./MAC_ConfigureSDL12-rpi1.sh; else ./MAC_ConfigureSDL12-rpi2.sh; fi $ make && sudo make install
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SDL_ttf のインストール
$ wget https://www.libsdl.org/projects/SDL_ttf/release/SDL_ttf-2.0.11.tar.gz $ tar xzf SDL_ttf-2.0.11.tar.gz $ cd SDL_ttf-2.0.11 $ ./configure && make && sudo make install $ sudo /sbin/ldconfig
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np2pi のコンパイル
$ git clone https://github.com/irori/np2pi.git $ cd np2pi/sdl $ make -f makefile.rpi
実行ファイル np2pi/bin/np2 が生成されます。
まず、メニュー用のフォントを用意します。(実機フォントデータ (FONT.ROM) が無い場合はエミュレーション環境内でもこのフォントが使われます。) フォントは np2 を実行するときのディレクトリに default.ttf という名前で置きます。例えばさざなみフォントを使う場合は以下のようにすれば良いでしょう。
$ sudo apt-get install ttf-sazanami-gothic
$ ln -s /usr/share/fonts/truetype/sazanami/sazanami-gothic.ttf default.ttf
準備ができたら np2 を実行します。X のターミナルからではなく、startx 実行前のコンソールから実行して下さい。
起動後、マウスの中クリックか F11 キーでメニューが開きます。
詳しい使い方は本家のマニュアルを参照してください。
ほとんどの設定はメニューから変更できますが、一部の設定はコンフィグファイルを直接書き換える必要があります。 np2 を一度起動して終了すると設定が np2.cfg に書き込まれるので、それを書き換えると良いでしょう。
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キーボード
キーボードは初期設定では日本語配列として認識します。英語配列のキーボードを使っている場合は、np2.cfg の
keyboard=106
をkeyboard=101
に書き換えてください。 -
MIDI
例えば MIDI デバイス /dev/midi1 から音を出すには、np2.cfg で
mpu98map=MIDI-OUT device MIDIOUTd=/dev/midi1
とします。VERMOUTH を使うには
mpu98map=VERMOUTH
にします。