- 基礎的な Python 開発能力の取得
- 良いコードを書く練習
- Git, GitHub が使えるようになる
演習形式で行う。 この講習で開発したコードは GitHub に上げて,プルリクエストを送る形で提出する。(Git, GitHub の使い方については最初の講習で説明する)
- 積極的に先輩に質問したり,同期と相談しながら取り組むこと
- わからないのは問題ないが,どうしてわからないのか,どこにつまづいているのか言語化出来るようにすること
- ググる,コピペなんでも OK
- ググる力 (googlability) も能力の一つ
- ただし,どうしてそのコードを書いたのかきちんと言語化出来るように
- 実行環境:OSX (macOS)
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行
$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
OSX (macOS) 用のパッケージマネージャー。 様々なパッケージの管理 (インストール,アップグレード,etc.) を容易に行うことが出来るコマンドラインツール。
- プログラム言語 (Python, Go, Node.js など)
- テキストエディタ (Vim, Neovim, Emacs など)
- コマンドラインツール (git, curl, tree など)
Homebrew
を用いて pyenv
をインストール
$ brew install pyenv
pyenv
を使用するためのセットアップを行う
$ echo 'export PYENV_ROOT=/usr/local/var/pyenv' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
pyenv
を用いて,Python の最新バージョン (3.7.2) をインストール,およびセットアップを行う
$ pyenv install 3.7.2
$ pyenv global 3.7.2
$ pyenv rehash
Linux において,Python の実行環境を管理するためのツール。 2.x 系, 3.x 系を使い分ける,開発プロジェクトごとにバージョンを切り替えることなどに用いられる。
参考:pyenv とは
Homebrew
を用いて Pipenv
をインストール
$ brew install pipenv
Pipenv
がデフォルトで用いる Python を指定する
echo 'export PIPENV_PYTHON="$PYENV_ROOT/shims/python" >> ~/.bash_profile'
source ~/.bash_profile
Python での依存関係の管理やパッケージ化を行うためのツール。
Pipfile
に対してパッケージの追加および削除を行うのに加え,プロジェクト用の仮想環境を作成し,管理する。
また Pipfile.lock
も同時に生成し,これを利用して常にビルドが同じ結果になるようにする。
仮想環境を使わない場合、2. でインストールした Python に対して、Pip
でパッケージをインストールすることになる。
Pip
は pyenv
で Python をインストールした際に付属している。
Pip
は Python パッケージをインストールした Python の直下にインストールするツール、Pipenv
は仮想環境下にインストールするツールと覚えておけば良い。
Pip
の場合、環境構築が簡単な反面、何らかの理由で環境が壊れてしまった場合、Python ごとアンインストールする必要が出てくるかもしれない。
また、同じバージョンの Python で、異なるバージョンの Python パッケージを複数プロジェクトで使い分けるといったことができない。
その点、Pipenv
を使った環境では、何か起きたら仮想環境の削除 → 再作成を気軽に行うことができる。
また、各仮想環境は完全に独立しているので、「あるプロジェクトで起きた不具合が他に波及する」、といったことがなく安全だ。
特段の理由がない限り、Pipenv
で管理しておくのが良いだろう。
Python のパッケージを管理するためのツール。 サードパティ (公式が配布していないパッケージ) を管理するのに用いる。
テキストエディタとは,PC 上でメモやプログラムを書くことの出来るソフト。 Windows では「メモ帳」,Mac では「テキストエディット」という名前のアプリケーションがデフォルトで入っている。
メモ帳等でもプログラミングをすることは出来るが,プログラミング用のテキストエディタを使うことで効率よく開発作業が行うことが出来る。
様々なテキストエディタがあるがどれを使っても問題ないので,好みで選ぶと良い。
Microsoft が開発したオープンソースのテキストエディタ。 高機能かつインターフェースが洗練されているため,非常に使いやすい。 正直これが一番良いと思う。
GitHub が公開したテキストエディタ。 便利なプラグインが多く,またインターフェースが非常に見やすいため,初心者でも使いやすい。 Windows,macOS,Linux で利用できるので誰でも手軽に使える。 ただ少し動作が重たい。
公式 HP:https://atom.io/
主に CUI 環境 (ターミナル) で使われるエディタ。 歴史が古く多くのユーザーに使われている。 独特のキーバインドは最初はとっつきづらいが,なれると高速で作業ができるようになる。
公式 HP:https://www.vim.org/
Vim 同様 CUI 環境で使われるエディタ。 ターミナル上でのキーバインドと親和性が高く,最初は Vim よりは使いやすい?かもしれない。