拡張編集のタイムラインの描画をカスタマイズできるプラグインです.ダウンロードはこちら.
蛇色様のエディットボックス最適化プラグインのライムライン描画機能や,アルティメットプラグインの『拡張編集微調整』アドインを機能拡張したものです.これらのプラグイン/アドインとは競合するので,利用している場合は無効化してください.
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AviUtl 1.10 + 拡張編集 0.92
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl
- 拡張編集 0.93rc1 等の他バージョンでは動作しません.
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Visual C++ 再頒布可能パッケージ([2015/2017/2019/2022] の x86 対応版が必要)
https://learn.microsoft.com/ja-jp/cpp/windows/latest-supported-vc-redist
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(推奨) patch.aul
https://github.com/nazonoSAUNA/patch.aul
- タイムラインオブジェクトに表示されるフォントやグラデーションの色を変更できます.
- patch.aul の設定による階段グラデーションの設定 (
patch.aul.json
の"fast_exeditwindow"
内の"step"
の値) は反映されなくなります.代わりにこちらのプラグインの設定で階段グラデーションを指定してください.
以下のフォルダのいずれかに tl_obj_styler.auf
と tl_obj_styler.ini
をコピーしてください.
aviutl.exe
のあるフォルダ- (1) のフォルダにある
plugins
フォルダ - (2) のフォルダにある任意のフォルダ
オブジェクトに追加で枠線を表示できます.オブジェクトの選択中・非選択中に応じて,枠線の表示・非表示状態や太さなどを異なる設定に指定できます.
ついでに,既存の点線の枠線を非表示にすることもできます.
オブジェクトの背景に画像を半透明で表示できます.オブジェクトの選択中・非選択中に応じて,異なる画像や透明度などに指定できます.
オブジェクトに表示されるテキストのフォントを変更できます.オブジェクトの選択中・非選択中に応じて異なるフォント名やフォントサイズを指定できます.
レイヤーの仕切り線の色を変更できます.
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蛇色様のエディットボックス最適化プラグインのライムライン描画機能や,アルティメットプラグインの『拡張編集微調整』アドインにある機能と同等です.
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この色変更は,ダークモード系プラグインを利用している場合は反映されません.
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高 DPI 環境で「システム(拡張)」で実行している場合,現在フレームの赤線移動による「ゴミ」が残りにくくなります.
赤線移動による「ゴミ」の例:
時間範囲選択時に表示されるマーカーの色を変更できます.
- 蛇色様のエディットボックス最適化プラグインのライムライン描画機能や,アルティメットプラグインの『拡張編集微調整』アドインにある機能と同等です.
- この色変更は,ダークモード系プラグインを利用している場合は反映されません.
tl_obj_styler.ini
ファイルをテキストエディタで編集して設定します.ファイル内のコメントにも説明を記述してあるため併せて参照してください.
背景グラデーションの設定です.patch.aul による動作を上書きするため,patch.aul で階段グラデーションを設定していた場合などはこちらを同様の設定にしてください.
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type
で通常のグラデーションか,階段グラデーションかを選びます.0
で通常のグラデーション,1
で階段グラデーションになります.
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steps
で階段グラデーションの段数を指定します.
初期状態は以下の通り:
[gradient_back]
type=0
steps=4
通常の(階段でない)グラデーションです.
背景に表示する画像に関する設定です.[overlay.selected]
で選択中オブジェクト,[overlay.deselected]
で未選択オブジェクトの設定をします.
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path
で画像ファイルへのパスを指定します.日本語文字等が含まれている場合はtl_obj_styler.ini
を UTF-8 で保存してください. -
alpha
で画像の不透明度 (0
--255
) を指定します. -
align_h
で画像の水平方向の配置を,align_v
で垂直方向の配置を調整します. -
margin
で画像の上下左右の余白を指定します.1,2,3,4
と指定して,「左は1
ピクセル,上は2
ピクセル,右は3
ピクセル,下は4
ピクセル」など上下左右個別に指定することもできます.
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connect_midpoint
はmargin
で指定した左右の余白を,中間点の前後に適用するかどうかを指定します.0
指定で余白を適用するようになり,中間点で画像に余白が空くようになります.1
指定で余白を適用しないようになり,中間点で画像が途切れません.
初期状態は以下の通り:
[overlay.selected]
path=
alpha=0
align_h=0
align_v=0
margin=0
connect_midpoint=1
[overlay.deselected]
path=
alpha=0
align_h=0
align_v=0
margin=0
connect_midpoint=1
画像を表示しない設定です.
path
が空欄,またはalpha
が0
の場合は画像を表示しません.
追加で表示する枠線に関する設定です.2重の枠線の色と太さ,余白を指定します.[border.selected]
で選択中オブジェクト,[border.deselected]
で未選択オブジェクトの設定をします.
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outer.color
で外側の枠線の色を指定します. -
outer.margin
で外側の枠線の余白を指定します.- 画像の余白設定の
margin
と同様に,上下左右個別に指定することもできます.
- 画像の余白設定の
-
outer.thick
で外側の枠線の太さを指定します.- こちらも上下左右個別に指定できます.
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inner.color
/inner.margin
/inner.thick
で内側の枠線の指定をします. -
hide_dot_border
([border.selected]
のみ) で既存の点線の枠線を非表示にできます.
初期状態は以下の通り:
[border.selected]
outer.color=0xffffff
outer.margin=1
outer.thick=1
inner.color=-1
inner.margin=0
inner.thick=0
hide_dot_border=1
[border.deselected]
outer.color=-1
outer.margin=0
outer.thick=0
inner.color=-1
inner.margin=0
inner.thick=0
選択中オブジェクトは白い1ピクセルの枠線を外側から1ピクセルだけ空けて表示,未選択オブジェクトは枠線の表示なし.既存の点線は非表示に.
オブジェクトに表示されるテキストのフォントに関する設定です.[title_font.selected]
で選択中オブジェクト,[title_font]
で未選択オブジェクトの設定をします.[title_font.selected]
で無指定だった場合,選択中・非選択中で同じフォント設定になります.
name
でフォント名を指定します.日本語文字等が含まれている場合はtl_obj_styler.ini
を UTF-8 で保存してください.size
でフォントサイズを指定します.
初期状態は以下の通り:
[title_font]
name=
size=0
[title_font.selected]
name=
size=0
フォントの変更なしの設定です.
name
が空欄,またはsize
が0
の場合はフォントを変更しません.- 実行環境に依存するかもしれませんが,拡張編集のデフォルト状態は
name=Yu Gothic UI
,size=-12
に相当します.
レイヤーの仕切り線の色に関する設定です.
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left
/top
/right
/bottom
で上下左右の色を指定します.left
はseparator
に隠れて実質見えません.
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separator
でレイヤーの左側,レイヤー名を表示したボタンとの境界線の色を指定します.
初期状態は以下の通り:
[layer_border]
left=-1
top=-1
right=-1
bottom=-1
separator=-1
色指定無しの設定です.
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拡張編集の既定値は以下の設定に相当します:
left=0x000000 top=0x000000 right=0xffffff bottom=0xffffff separator=0x000000
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既定値と同じ色を指定しても実は無意味ではなくて,高 DPI 設定で「システム(拡張)」を選んでいる場合,現在フレームの赤線移動による「ゴミ」が残りにくくなります.ただし線は太く見えるようになります.
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ダークモード化プラグインを利用時は,この設定は反映されません.
時間範囲を選択時のマーカーの色に関する設定です.
tip
で選択範囲の左右端に表示される色を指定します.interior
で選択範囲の内側の色を指定します.exterior
で選択範囲の外側の色を指定します.
初期状態は以下の通り:
[time_selection]
tip=-1
interior=-1
exterior=-1
色指定無しの設定です.
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拡張編集の既定値は以下の設定です:
tip=0x6a7bfc interior=0x96b4fb exterior=0xcccccc
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ダークモード化プラグインを利用時は,この設定は反映されません.
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フォントの設定で選択中・非選択中で異なる設定をしていた場合,中間点の境界でフォントが切り替わって表示されます.この挙動を変更して「選択中の中間点区間がある場合は,選択中のフォント設定」にするためには,再描画するオブジェクトの選別手順を書き換えなければならず,想定よりも大幅なコード解析と改変が必要と判断したため保留にしています.
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画像の表示や枠線の表示での余白に負の値を指定することもできますが,その場合オブジェクトの表示領域を超えてしまって正しく表示されないことがあります.
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v1.01 (2024-10-12)
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画像を指定していない場合の初期化処理を一部省略.
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コード整理.
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v1.00 (2024-08-21)
- 初版.
このプログラムの利用・改変・再頒布等に関しては MIT ライセンスに従うものとします.
The MIT License (MIT)
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https://github.com/ePi5131/aviutl_exedit_sdk
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MIT License
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