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Migration Guide 5.7.0.SP1_ja

btkatoufm edited this page Apr 18, 2022 · 1 revision

5.7.0から5.7.0.SP1への移行ガイド

1. 5.7.0.SP1での主な変更点

5.7.0.SP1での主な変更点は以下の通りです。

  • Spring Framework を5.3.18へ更新

1.1. Spring Framework を5.3.18へ更新

Spring Frameworkのバージョンを、Springの脆弱性( CVE-2022-22965 ) に対応したSpring Framework 5.3.18 へ更新しました。

1.2. 共通ライブラリの変更

  • 共通ライブラリのライブラリのバージョンを変更

    • [#1163] Update Spring Framework to 5.3.18 and 5.2.20.RELEASE

2. 5.7.0から5.7.0.SP1への移行手順

移行手順は、以下の通りです。

Note
凡例
Required : 手順の適用は必須
Required by case : 手順の適用は条件付きで必須
Optional : 手順の適用を推奨 (必要に応じて手順の適用を実施)
- : 手順の適用は必要なし

[全般]

ステップ 手順 MavenMultiple Projects MavenSingle Project

1.

依存ライブラリを更新

Required

Required

2.1. [Step 1] 依存ライブラリを更新

TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x)の共通ライブラリと依存ライブラリを更新してください。
以下に、この手順により更新される代表的な依存ライブラリを示します。

ライブラリ名 更新前バージョン 更新後バージョン 備考

TERASOLUNA Server Framework for Java (5.x) Common Library

5.7.0.RELEASE

5.7.0.SP1.RELEASE

Spring Framework

5.3.2

5.3.18

[手順が必要なケース]

この手順の適用は必須です。

2.1.1. [Step 1-1] オンライン環境でバージョン更新を実施する場合

この更新手順は、Mavenをオンライン環境で使用しているプロジェクト向けです。

  • Maven Multiple Projectsを利用している場合
    この更新手順は、 mvn archetype を使用して作成したプロジェクト向けです。

    親プロジェクトのPOMファイルのversion5.7.0.SP1.RELEASEに修正してください。

    • ($YOUR_MULTIPLE_PROJECT_ROOT/pom.xml)

      <!-- omitted -->
      <parent>
          <groupId>org.terasoluna.gfw</groupId>
          <artifactId>terasoluna-gfw-parent</artifactId>
          <version>5.7.0.SP1.RELEASE</version>                    <!-- ### 修正箇所 ### -->
      </parent>
      <!-- omitted -->
  • Maven Single Projectを利用している場合
    この更新手順は、 mvn archetype を使用して作成したプロジェクト向けです。

    プロジェクトのPOMファイルのversion5.7.0.SP1.RELEASEに修正してください。

    • ($YOUR_SINGLE_PROJECT/pom.xml)

      <!-- omitted -->
      <parent>
          <groupId>org.terasoluna.gfw</groupId>
          <artifactId>terasoluna-gfw-parent</artifactId>
          <version>5.7.0.SP1.RELEASE</version>                    <!-- ### 修正箇所 ### -->
      </parent>
      <!-- omitted -->

2.1.2. [Step 1-2] オフライン環境でバージョン更新を実施する場合

この更新手順は、依存ライブラリをインターネットにつながる環境でダウンロードし、ダウンロードした依存ライブラリをオフライン環境のプロジェクトに展開することで、Mavenをオフライン環境で使用しているプロジェクト向けです。

以下に記載する手順を実施してください。

  1. オンライン環境

    1. ブランクプロジェクトを作成
      ガイドラインの記述を参考に、archetype:generateを実行し、5.7.0.SP1.RELEASEのブランクプロジェクトを作成してください。

    2. 依存関係の追加
      現行アプリのpom.xmlを確認し、アプリ独自で設定しているdependencyをブランクプロジェクトのpom.xmlに追加してください。
      アプリ独自で設定しているdependencyが不明な場合は、現行アプリで採用しているバージョンのブランクプロジェクトも作成して比較してください。

    3. ローカルリポジトリへのダウンロード
      以下のコマンドを実行し、依存ライブラリおよびMavenビルドに必要となるライブラリやプラグイン等をローカルリポジトリ(repositoryディレクトリ)へダウンロードしてください。

      mvn -P warpack clean install -Dmaven.repo.local=repository
      mvn dependency:go-offline -Dmaven.repo.local=repository
  2. オンライン環境⇒オフライン環境

    1. オフライン環境へのコピー
      repositoryをオフライン環境の「ユーザのホームディレクトリ/.m2」へコピーしてください。

  3. オフライン環境

    1. POMの修正
      オフライン環境のプロジェクトにて、[Step 1-1]に記載されている内容と同様に、pom.xmlのバージョン表記を修正してください。

    2. ビルドの実行

      1. envモジュールのjarファイルをwarファイルに含めない場合
        以下のコマンドを実行してください。

        mvn -P warpack clean install

        xxx-env配下に移動し以下のコマンドを実行してください。

        mvn -P test-server clean package
      2. envモジュールのjarファイルをwarファイルに含める場合
        以下のコマンドを実行してください。

        mvn -P warpack-with-env,test-server clean package
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