I2CやUART等の信号電圧と電源電圧を変換するモジュールです。Grove互換コネクタとQwiic互換コネクタを搭載しています。
本モジュールを使用することで3.3V系のシステムと5V系のシステムを接続できるようになります。
以下の4パターンの電圧変換に対応しています。
マスター側 | スレーブ側 | 例 | |||
---|---|---|---|---|---|
電源 | 信号 | 電源 | 信号 | ||
① | 5V | 5V | 3.3V | 3.3V | Arduino Uno → Qwiicモジュール |
② | 5V | 3.3V | 3.3V | 3.3V | M5Stack Core2 → Qwiicモジュール |
③ | 3.3V | 3.3V | 5V | 3.3V | Raspberry Pi → M5Stackユニット |
④ | 3.3V | 3.3V | 5V | 5V | Raspberry Pi → Groveモジュール(5V) |
スイッチサイエンス委託販売ページ
※大量注文や在庫に関する問い合わせはこちらまでご連絡ください。
※ジャンパーピンの色は画像と異なる場合があります。
以下に示すように、マスター側とスレーブ側の電源電圧と信号電圧のパターン毎にジャンパーピンをセットし、マスター・スレーブデバイスを接続してください。
-
① 電源:5V, 信号:5V→電源:3.3V, 信号:3.3V
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
5V->3V3
- 5Vシステム側信号電圧選択ジャンパ(J9):
5V
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
-
② 電源:5V, 信号:3.3V→電源:3.3V, 信号:3.3V
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
5V->3V3
- 5Vシステム側信号電圧選択ジャンパ(J9):
3V3
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
-
③ 電源:3.3V, 信号:3.3V→電源:5V, 信号:3.3V
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
3V3->5V
- 5Vシステム側信号電圧選択ジャンパ(J9):
3V3
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
-
④ 電源:3.3V, 信号:3.3V→電源:5V, 信号:5V
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
3V3->5V
- 5Vシステム側信号電圧選択ジャンパ(J9):
5V
- 電圧変換方向選択ジャンパ(J4・J5):
スペーサ等を用いて所望の板等に固定してください。
※スペーサ・ねじ等は付属しません。
DINレールアダプタ(Phoenix Contact社 1201578)を画像のようにネジ止めしてください。
※DINレールアダプタ・ねじ等は付属しません。
- 最大データレート
- オープンドレイン(I2C等):2 Mbps
- プッシュプル(UART等):24 Mbps
- 最大出力電流
- 5V → 3.3V:1.0 A
- 3.3V → 5V:250 mA
- 外形寸法:W32 x D40 x H11.5 mm
PDFファイル:schematic.pdf
DXFファイル:volt_conv_mod_dxf.zip
STEPファイル:volt_conv_mod_step.zip