整理: UserDictionary クラスを追加

[tarepan]

内容

概要: UserDictionary クラスを追加してリファクタリング

VOICEVOX ENGINE はユーザー辞書の実装として read_dict() などの個別関数を多数定義し、それらを直接呼び出している。
これら関数が内部でアクセスする辞書は辞書パス引数によって設定されている。またデフォルトの辞書パスはハードコードしたうえでこのパス引数のデフォルト引数として渡されている。

その結果、現在のユーザー辞書 API は DI 不可能な構造となっている。これによりユーザー辞書 E2E テストの実装がブロックされている。
プリセットやマニフェストの実装はクラスベースとなっており、DI 可能な設計となっている。これを踏襲すれば DI 可能なユーザー辞書になる。

このような背景から、ユーザー辞書機能の UserDictionary クラス化によるリファクタリングを提案します。

関連 Issue

無し

Review 向け補足情報

UserDictionary クラス新設が主です。
UserDictionary は既存の read_dict() 等をラップし、従来関数呼び出しだった箇所をメソッド呼び出しで置き換えています。
既存の read_dict() 等はローカル関数になったため、_ prefix によるローカル化をしています。またこれらのデフォルト引数を廃止可能になったため、デフォルト引数は一括削除しています。

[Hiroshiba]

LGTM！！

良いファクタリングだなと感じました！！